先日、なかなか面白い質問を教室で頂きました♪
『スケールやフィンガーストレッチなど 基礎練習は必要なんですか?」
という質問。
好きな曲弾いて得意な弾き方だけで十分では?
なるほど、、僕は、逆に基礎練習を抜き のギター練習を考えた事がここ数年なかったので
結構、一本とられました。。。
うーんなんでだろ?
そこで
基礎練習がなぜ必要なのか考えました。
家の土台をつくることに似ているような気がします。
基礎の部分で手を抜くと その上に何かを上乗せしてもすぐに崩れてしまったり
見せかけだけの危険な家が出来ちゃいます。家が傾いてるんで屋根が押して来たり、壁がはがれたり。。。
面白い事に音楽大学や専門学校など 最初に教えてもらうのは
基礎しかありません。譜面の読み方やリズムの取り方、ドレミなどの 基礎的なメジャースケールなどなど
野球選手やサッカー選手が走り込みするのと一緒ですね。下半身の鍛錬が重要的な。
いきなりホールトーンスケールやディミニッシュスケールでアドリブしろとかは、、、ないです。。。
今思えば、基礎がないと何も始まらないから 音楽学校で教えてもらったんだと感じました。
その時は、深く考えませんでしたが。。。
いつか共演させていただいた熱帯ジャズ楽団の有名なサックス奏者の方に、
毎日の練習は何をしているのか 質問した事があります
『毎日 基本のコードトーンの練習はかかさずしているよ」(コードトーンとはコードの構成音C=ド、ミ、ソ)
っと言ってらっしゃいました。
更に、ジャズギターリストの渡辺香津美さんがテレビで
『世界的に有名なサックス奏者
マイケルブレッカーとライブするその日に 数時間前にマイケルブレッカーが
会場に先にきて ずっと基礎練習やコードトーンの練習していた時は、こんな有名な人も
基礎練習するのかとビックリした』
っと言っていました。。。
アメリカのバークリー音大の師匠シェリベイリーも最初は、基本のスケールとコードトーンが主なレッスン内容。
うん、答え出て来ましたね(笑)
上手くなりたい人は、基礎練習してください(@。@)これが一番の近道ですね。
最後に僕の好きな野球の元監督 野村克也さんの本から 見つけた基礎に関する一文をご紹介
『ものごととは、基礎と基本があって応用がある。その段階を踏んでこそ
本質が磨かれていく。
基礎がなければ大きな結果を手にする事はできないし、何も見えてこない。』
さすが深いっすね。
初心者から上級者まで、 あらゆるジャンルのギターレッスンを行います。
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