先日生徒さんから質問を頂きました。
「アコースティックギターのストロークは、音が大きいほうがいいですか?
それとも小さいほうがいいですか?」
とのことです。
たしかにアコースティックギターを弾く時に音量は気になるところです!
今日は、
アコースティックギターでストローク【音は大きいほうがいい?小さいほうがいい?】
を考えてみました。

ストローク【音は大きいほうがいい?小さいほうがいい?】
アコースティックギターは、特に生音で弾くことがほとんどなので
弾き手によって音量の大小が左右されます。
またピックの当て方でも音の質が変化するため
まさにギターは音が変幻自在に変わる楽器と言っても過言ではありません。
小さい音で弾いた時
アコースティックギターで小さい音を出しながら
ストロークした時の利点は、
隣の部屋に聞こえずらいという点です。
日本は、島国なので土地の面積が小さい為
隣の部屋の音や近所の音が聞こえやすい環境にあります。
アコースティックギターの音量が大きいと
騒音問題に発展しかねません。
日頃から音の大きさを気をつけている人は
小さな音が出るように弾いていることが多々あります。

大きい音で弾いた時
アコースティックギターで大きな音を出してい弾いた時
実は、かなり気持ちよく弾くことが出来ます。
大声を出してストレス発散しているような感覚です。
しかし、そのように弾く人は
ギターを弾く環境が整っている人です。
近所の家が遠くだったり、部屋の防音環境がよかったり。
音量で音の質に変化はあるのか?
アコースティックギターは弦やボディーの木を振動させて
音を出す楽器なので音量で音域の変化があります。
小さい音で弾くことで高音と低音がカットされ、
大きい音で弾くことで高音と低音が強調されるという仕組みです。
人間の耳は、音域が広い音に高級感を感じる傾向があるので
大きい音で弾くと音域が拡張され 良いギターの音だ。
と感じます。
なので日ごろから大きい音でアコースティックギターを弾くことは
大衆が良いと思う音を出している可能性があり、
小さい音で弾くことで少し籠った音で弾いている可能性があります。
大きい音でボリューム調整
アコースティックギターは、
大きい音を出すことで小さい音を出した時の
音量の小ささが強調されます。
つまり音を大きくも出せて、小さくも出せる人は
感情豊かなギターが弾けるということになります。
Aメロは普通の音量で
Bメロは小さく、
サビで音量を大きく。
という音量調整ができれば曲の中で抑揚が生まれ
ギターの音量にストーリーのようなものができ、
曲に起承転結をもたらします。
結局 大きい音がいいのか?小さい音がいいのか?
防音環境を考えると小さい音で弾かないといけない人は
小さい音にする必要がありますので
アコースティックギターのボディーにタオルを詰めて
響かないようにしたり、
音が鳴りづらいサイレントピックを使い練習するのがお勧めです。
その代わり ストロークは大きめでお願いします!
環境が整ったスタジオやライブハウスで大きな音を出して
大きな音も出せる練習をし
大きな音が出せる環境の人は、
常に大きな音を出しながら練習すると
アコースティックギターの良い音色を出すことが
出来るようになります。
まとめ
このように環境と音質の点を踏まえて
考えてみました。
なかなか難しい問題ですが、
なるべくギターが心地よく弾ける環境で
ギター練習出来ると良いですね!
ということで本日は、
アコースティックギターでストローク【音は大きいほうがいい?小さいほうがいい?】
のご案内でした♪
初心者から上級者まで、 あらゆるジャンルのギターレッスンを行います。









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