中級から上級者のギタリストが集まると必ずと言っていい程
セッションが始まります♪
ギターを弾いている人にとってセッションするということは、
『今日、どんな感じ?』『まぁ〜ぼちぼちかな〜』
といったような音楽の会話です。
そんな音楽の会話でよく使われる手法が今日ご紹介する
『4バース』です
バースという名前のリレー型ソロ |
バースというのは、ソロをみんなで回して弾く音楽のアイデアです♪
例えばブルースの場合、コード進行が
A7/D7/A7/A7
D7/D7/A7/A7
E7/D7/A7/E7
という12小節になります。
『4バースしようか!』とバンドで決まると
A7/D7/A7/A7 (ギターソロ)
D7/D7/A7/A7 (ドラムソロ)
E7/D7/A7/E7(ピアノソロ)
という感じにバンド内で4小節づつソロをリレーしていきます。
もちろん8小節の8バースから16小節の16バースや色々と長さは変わってきます。
バースの存在を知らないとバンド内で何が起きているのか わからなくなり
一人だけ置いてけぼりになるので、ギタリストは知っておかないと困る知識です。
いきなり始まる4バース
ギターソロを弾き終えた後にいきなりドラムがソロを始めたり、
またはもう一人のギタリストが4小節ソロを始めたりするので
バースが始まる心構えをすることが重要です。
ギターが2人いれば打ち合わせ無しで普通に4バースや8バースが始まるので
そこでまず、『あなたバースを知っていますか?』というミュージシャンの第1関門が
自然発生します。
アコースティックギターとエレキギターでBluesのバースを再現してみました
このように相手の出方をうかがいながらバースをしていきます。
スケールやフレーズを瞬時に判別する
ギターの上級者になるとバースをする時に相手のソロを聞いて 使用しているスケールやフレーズを瞬時に分析します。
ペンタトニックスケールを使っているのか?それともディミニッシュ系の気持ち悪い感じのスケールなのか?
はたまたクロマチックスケールなのか?などです。
それが解れば、バースでソロが回って来た時に『あなた このスケール使ったでしょう?』
という感じに弾いてあげると相手のミュージシャンが喜びます♪
『イェ〜イ!』と言うかも知れません。
そうすれば、ミュージシャンとしての音楽的会話の完成です。
練習の成果が証明されて、自分の中で新しい景色を見れるようになったということです!
まさにプライスレスな体験!
夏がそこまで来ていますので、そんな暑い夏もこのような
音楽的体験を手に入れて、楽しく音楽をしていきましょう〜!
ということで今日は、
夏にピッタリ!【4バース】アコースティックギターやエレキギターで音楽的会話を楽しもう!
ご紹介でした♪明日も頑張っていきましょう!
初心者から上級者まで、 あらゆるジャンルのギターレッスンを行います。
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