先日 生徒さんから質問を頂きました
「好きなバンドがいるので、コード進行を耳コピしました。
そのあと適当にソロを弾こうと思いスケール弾きしました。
なぜか上手くハマった感じがしません。なぜでしょうか?」
コード進行を聞いてみるとおしゃれなか感じがする
曲のようでした。
今日は、ギターで考える【オシャレコード進行の攻め方】転調編
のご紹介です♪

【オシャレコード進行の攻め方】転調編
ご質問をこのようなコード進行でした。

まずはkeyの判別から始めていきます。
CM7から始まっているのでkeyがCと思う方が多くいるようですが
実は、これはひっかけ問題です。
keyを一番判別しやすいのは、コード進行一番初めのコードがkey
という理屈です。
しかしここでは、Bm7やGM7が出てくるので
Fに♯がついてしまいます。
♯がつくとkeyがCという理屈が壊れてしまうので
答えは、
key Gです。
ダイアトニックコードから探す
keyの判別で一番威力を発揮するのが
ダイアトニックコードです。
keyがG の場合は 以下のようなダイアトニックコードになります。
key G
| Ⅰ | G | GM7 |
| Ⅱ | Am | Am7 |
| Ⅲ | Bm | Bm7 |
| ⅳ | C | CM7 |
| ⅴ | D | D7 |
| ⅵ | Em | Em7 |
| ⅶ | F♯m♭5 | F♯m7(♭5) |
コード進行の中にダイアトニックコードが3つ以上当てはまる場合は、keyがほぼ確定します。
ポップスのギターの場合 よく使われるkeyがC、G、F、Dなどになります。
ジャズでは管楽器に合わせることが多くなるのでF、A♭、E♭,D♭などが登場します。
全てのkeyは12個あるので、色んなジャンルを弾きたい方は
12個覚え、ポップスしかする弾く予定のない人は、ポップスで使われる
ダイアトニックコードを覚えると良さそうです。
転調箇所を見つけ出す
keyが判別した後に探さないといけないことは
どこが転調しているか?
です。
転調箇所を見つけることが出来れば そのコード進行を
乗り切れば不協和音を弾くことなく理に叶ったギターソロが弾けます。
今回のコード進行で転調しているのは
CM7の後のCm7になります。
ダイアトニックコード以外のコードが来ているので
そのコードが転調しているコード(ノンダイアトニックコード)
になります。
なので大きくとらえるとkeyがGになり
Cm7のところで気をつけてコードトーンやCドリアンスケールなどを
弾くとハマる感じなります。
まとめ
このようにおしゃれなコード進行には
かなりの確率で転調コードが入っています。
注意しながらコードを弾いて、
転調箇所を探しながら ギターソロを決めていきたいですね♪
ということで本日は、
ギターで考える【オシャレコード進行の攻め方】転調編
のご案内でした。
初心者から上級者まで、 あらゆるジャンルのギターレッスンを行います。










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