先日、数人の生徒さんから
「ギターのリズムを効率的に向上させる練習方法ないですか?」
という質問を頂きました。
リズムの練習は非常に地道で繊細なので、効率的な練習方法は
メトロノームに合わせて練習する以外ありませんでした。
しかし、テクノロジーが発達している現代ですので非常に素晴らしいリズムの
練習方法があります。
今日は、Cubaseを使ってギターのリズムを見ながら【基礎練習する方法】
のご紹介です。
Cubaseを使ってギターのリズムを見ながら練習
レコーディング用DTMソフトが パソコンとギターをつなげる
オーディオインターフェイスという機械とセットで販売されています。
そのセット販売されている機材を使って、練習する方法が、非常にクオリティーの高いリズム練習が出来ます。
こちらの商品を購入されると録音ソフトのCubase AI とセットで購入可能です。
パソコンにインストールしてこのオーディオインターフェイスをつなげてCubaseを立ち上げて
レコーディングしていきます。過去のブログに
を載せていますので気になる方は参考にどうぞ♪
Cubaseにギターで4分音符を録音してみる
赤い録音ボタンを押してレコーディングしていきます。
Cubase内のメトロノームを鳴らしながら4分音符を弾きます。
4分音符は、メトロノームと完全に一緒に弾ければ正解です。
このようにDTMソフトを使ってレコーディングすると波形が記録されます。
波形は 今 弾いたギターの音量とピッキングしたタイミングです。
上の縦線の数字が小節数になり その中で4つの枠に分かれています。
枠内にピッタリ波形が収まっている時は、4分音符のギターリズムがバッチリの証拠です。
逆にリズムがずれている人は、数字が書いている小節数の枠から はみ出たり
フライングしたりしているので、縦線の枠内で入るように4分音符を弾いていきましょう!
Cubaseにギターで8分音符を録音してみる
次に8分音符をレコーディングします。
8分音符は4分音符の倍になりますので、メトロノームが1つ鳴っている間に
2個の音符を弾いていきましょう。
8分音符を弾くと録音された波形が4分音符より細かくなっているのがわかります。
枠内に入っていると良いのですが、上記の画像を良く見ると2つ目の8分音符が少し遅いのが
見て判断できます。
波形では確認できますが、あまりにも小さなリズムのずれだと聞いただけでは
判断できなかったりするので、波形ならではの精密さという感じでしょうか。。
音楽のレントゲン写真のようなそんか雰囲気ですね♪
Cubaseにギターで3連符録音してみる
少し難易度をあげて3連符のリズムをレコーディングしていきます。
3連符のリズムを見てわかりますが2拍目(2.2と表示)と4拍目(2.4と表示)がずれているのが
わかります。
枠内のずれは、小さいので許容範囲のずれではあります。
ずれすぎるとその場で間違えているのがわかるほどの波形の距離になるので
やはり なるべく枠内がベストです。
ちなみに、スタジオミュージシャン達はレコーディング時の波形が
かなり綺麗になります。
日常的にメトロノームを聞いているのでリズムのずれが視覚的にも確認できないほどの
音符の綺麗さになるからです。
しかし、ミュージシャンによってはズレているのが人間らしい!
という考え方もあるので(斎藤和義や奥田民生など)
ジャンルや音楽家によって リズムの好みが違うこともありますので注意が必要です。
世界的ロックバンド エクストリームの元ドラマー マイクマンジー二(この前ドリームシアターを脱退)
もギタリストのヌーノベッテンコートから「ドラムが正解過ぎてなんか、ヤダ」
と言われていたという噂があるようなので、、、
芸術って難しいな。。。と思う今日この頃です。
ということで今日は、
大分市で音楽業を営んでいる中村ギター教室が
【超効率的】Cubaseを使ってギターのリズムを見ながら【基礎練習する方法】
をご紹介させて頂きました。
明日も地道にコツコツとギターの練習に一緒に励んでいきましょう♪
初心者から上級者まで、 あらゆるジャンルのギターレッスンを行います。
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