先日、学生さんから
『スケールって何ですか?』との質問をいただきました♪
ギターにとってスケールってどんな意味をなすのか?また上達にどう影響してくるのか?
今日は、そんなスケールについて考えてみたいと思います♪
スケールの素晴らしさ |
スケールを日本語に訳すと音階になります。
つまり、ドレミファソラシのCメジャースケールや ラドミレソのAmペンタトニックスケールなどです。
オルタードスケールやホールトーンスケール、ビバップスケールなど難しそうな名前のスケールも音階の仲間たちです。
スケールを覚えて練習すると様々な恩恵を受けることができます。
指の準備体操になるスケール
スケールは、その日にギターを弾き始める準備体操として重宝されています。
何かの曲を弾く前にスケールを弾いたり、またはメトロノームに合わせて機械的にスケールを
弾いてリズムの体操をしたりなど 練習での使い方も様々です。
コードとは違い、ギターのいろんな場所にスケールの音階が散らばっているので
何となく弾くだけでも 十分な指の体操になります。
スケールで成り立っているフレーズ
ギター雑誌に『これであなたもスケール達人!メジャーペンタトニックフレーズ集』
という題名のフレーズ集が載っていたりします。
スケールを覚えただけでは、美しい音楽を作ることが厳しいため
ギタリストは自分の好みのスケールで作られているフレーズを覚えていきます。
日本でいうと定型文のようなものです。
定型文だらけでも、少し可笑しな文面になるかもしれませんが
人に言いたことは伝えることができます。
ですのでスケールを覚えた後は何個かフレーズを覚えておくと 上級者っぽい感じになっていきます。
ジャンルによって使い分けられるスケール
スケールは、様々な種類のものが存在します。
ロックやブルースであれば マイナーペンタトニックスケール、メジャーペンタトニックスケール
ポップスであればメジャースケール、ジャズやフュージョンであればビバップスケールやオルタードスケールなど頻繁に使われます。
どんなジャンルでも弾けるオールマイティーなギタリストになりたい人は、
全てのジャンルのスケールを覚えて、そのスケールで作られているフレーズを覚える必要があります。
逆に ブルースやロックだけギターで弾ければ良い人は、ジャズやフュージョンで使われているスケールは
必要ありませんので無視して大丈夫です♪
自分の弾きたいジャンルを決めて極めたいスケールを練習しましょう。
上手なギタリストは、スケールを必ず知っている
ロックやブルースのどんなギタリストでもスケールは必ず知っていますし
適当にカッコ良く弾くことができます。
エリッククラプトンやスティービーレイボーンは、ほとんどペンタトニックスケールしか使いませんが
とても有名で大衆の心を掴んでいます。
スケールは、ギタリストにとって切っても切れない関係です。
全てのスケールは、音楽の材料でしかない
そして、様々なスケールが存在していますが
そのスケールたちを料理していくのは自分自身です。
俗にいう『ギターソロが歌っている』という状態になれば完璧です。
素晴らしいギターリストほどスケールを歌わせるように弾いていきます。
何となく弾いているスケールでも、歌っていれば短時間、長時間問わず
観客の人が聞いてくれます。
また、自分でスケールを弾いていて 歌っているように弾ければ気持ちが良いはずです。
スケールは音楽を楽しむ為の材料になりますので
覚えたら、いかにして使うことができるか?が重要になります。
このようにスケールについて紹介しましたが
僕自身もスケールの重要性が再確認できることができました。
やっぱりスケール練習重要ですね♪
ということで今日は、
【スケールって何ですか?】ギターにとっての重要性は?上達に必須なのか?
の考察でした♪
初心者から上級者まで、 あらゆるジャンルのギターレッスンを行います。
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