最近、椎名林檎ボーカルの東京事変がトンデモナイことになっているという情報を聞き
早速 東京事変の最新アルバムの曲を聴いています。
こここれは。。。ヤバ過ぎる。。。大衆音楽への殴り込みともいえる曲の数々です。
今日は、そんな最新アルバムの中から『緑酒』コード進行について解説したいと思います。
そもそも曲には必ずキーが存在します |
大衆音楽のポップスには、必ずキーが存在します。
転調が1つぐらいあっても戻るべき調号。それがキーです。
『緑酒』という東京事変の曲の最初の方のコード進行がこのようになります。
赤い枠が最初のキーから転調している場所です。
基本のキーはEメジャーですが
キーCとBとAのキーがAメロ,Bメロで存在しています。
つまり4つのキーがイントロAメロBメロまであることにあります。
しかも、サビでも更に転調し、もっと転調し
もはや基本のキーという概念が無くなっています。
これは、かなり凄いことです。
転調が多い音楽と言えばジャズやフュージョンになります。
転調が多過ぎると摩訶不思議過ぎる曲になるための大衆性がなくなってきます。
僕の好きなフュージョン系の曲は、転調満載です。
アランホールワースやジャズの巨匠ジョンコルトレーンが そういった曲を作っています。
そういった 転調の多いぶっ飛び系の曲をポップスに入れて来たというのは、
凄いことになります。これでもし、大衆がこの音楽を受け入れたのなら
日本人の耳は、かなりの高レベルの次元まで高めることが出来ます。
もし、調合のないポップスが流行になれば。。。。
まさに玄人ポップスという不思議なジャンルが確立されるかもしれません。
今後の日本のポップスに目が離せませんね(>。<)
ちなみにアコースティックギター初心者の方が くれぐれもこういった挫折度満載の曲は、避けて頂けると助かります。
♭や♯にオンコードといった押さえにくいコードだらけになります(汗)
アコースティックギター初心者は絶対避ける曲【Keyや調号という概念は存在しない】緑酒!
の解説でした!
初心者から上級者まで、 あらゆるジャンルのギターレッスンを行います。
コメントを残す