先日、生徒さんから『どのくらいのレベルになったら人前で演奏したらいいですか?』
という質問を頂きました♪
皆さんが悩む非常に深刻な問題です。どのくらいの練習量でどのくらいのレベルで
どのくらいのレベルの曲を演奏すればいいのか?
細かく突き詰めていけば多種多様な答えもありそうです。
今日は、上達に影響する考え方【いつぐらいから人まで演奏したらいい?】
の解説です♪
人前での演奏問題の答えは、シンプルです |
人前で演奏する場合は、そのくらいのレベルに達していないといけないか?
という問題ですが、答えは非常にシンプルです!
『自分の出たい時に出ること♪でも早ければ早いほど良い!』
これが答えになります。
では、なぜこのような答えになるのでしょうか?
上手くなってから人前での演奏は不可能
過去に人前での演奏経験がない人が言っていたのは、『楽器を弾くのが上達してから人前で演奏します』
という言葉です。
これは、ほぼ不可能です!
なぜならプロのギタリストも誰しも昔は下手くそでした。しかし、
同級生とバンドを組んで文化祭やライブハウスに初めて出て、人前での演奏を体験し
『えっ。。人前ってこんなに家で弾くのと違う?もっと練習しなきゃ!』
と演奏後に思い、更に家で練習し また人前で演奏して また改善点を考えて
練習する。その繰り返しです。
下手な時の経験が生きて、上級者になっていきます。
また、上手いか下手かは、他人が決める事でもなく
自分で決める事でもなく、その基準は非常に曖昧です。
自分のルックスが国内で何番目にカッコイイか?可愛いか?これもわかりません。
有名なギタリストでも自分に厳しい人が多いので、他人から見れば上手すぎるのに
本人は、そこまで上手いと思っていない節があります。(なので、もっと練習するという好循環)
曖昧なものに、答えはないので あとは自分の考え方次第になります。
日本文化の象徴『恥という呪い』
日本文化には、完璧主義や シャイであるという事
恥はかかない方が美徳。というものがあります。
学生時代では集団生活を乱すものは、悪い行為という事を教えられてきていますので
どうしても、人前で何かするというのに日本人は抵抗を感じることがあります。
しかし、楽器を演奏する時は完全な個人の世界になりますので
集団生活で美徳とされていたことは、意味を持たなくなります。
考え方で解放される人前演奏レベル
このように考え方で、人前で演奏しても良いレベルというものは
存在しないもになってきます。自分自身が出たい時に、出るのが 一番ストレスが少ない瞬間かと思います。
さて僕の経験ですが、 例えば、もし最低の演奏を人前でしてしまった時
見ている人は、どのくらいの期間、覚えているのでしょうか?
実は、僕は過去に史上最低の演奏をしたことがあります。アコギの伴奏で全てが飛び、苦し紛れに他の曲の間奏を
弾き始めるという失態です。
しかし、その演奏後 観客の人は、どれだけ覚えているでしょうか?
数日は覚えているかもしれませんが、来週、来月、来年には忘れているはずです。
誰も覚えてない失敗を後悔しても、意味はないので そうであればどんなに失敗してもイイ!
という考え方になりました。僕の恥は、その時から無くなりました。
恥という呪いが解けた瞬間です。
以上のような感じで自分の体調や心と相談しながら
お好みの場所で演奏すると プライスレスな体験ができること間違いなしです♪
ギターやウクレレ【いつぐらいから人前で演奏したらいい?問題】上達に影響する考え方です!
の解説でした♪
初心者から上級者まで、 あらゆるジャンルのギターレッスンを行います。
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