先日、生徒さんから
「歌の入っていない インストの曲を作りたいのですが、
どうすればいいですか?」
との質問を頂きました。
インストゥルメント(ボーカル無しソング)のことを略してインスト
といいますが、確かに作るとなると難しそうな雰囲気があります。
今日は、ギターでインストゥルメント【作り方】
のご紹介です。

ギターでインストゥルメント【作り方紹介】
ギターでインストの曲を作る時は、
スタンダードな作成法は、まずコードがつくります。
その後 そのコード進行の中でどのようにメロディーを
作っていくのか考えていきます。
メロディーの作り方
メロディーはコードに何スケールが合うのか?
考えていきます。
/Am/Am/
というコード進行があれば
Aドリアンスケールなのか
Aフリジアンスケールなのか
Aメロディックマイナースケールなのか
Aマイナーペンタトニックスケールなのか?
といった具合です。
スケールには個性がありますので おしゃれな雰囲気で
メロディーを作りたい時は、
AドリアンスケールやAメロディックマイナースケールで
メロディー考えます。
ブルージーな感じが良い時はペンタトニックスケールです。
スケール選択の段階ですでに曲の色が決まりますので
非常に重要な曲作りの過程です。
過去にこのような曲を当教室で作成しましたが
おしゃれなジャズ風ソングを作りたかったので、
ドリアンスケールとメロディックマイナースケールを多用しました。
ベースラインやコードの作り方
ベースラインやコードはどのように作るのか?
悩むときがありますが、やはりそこでも
音楽の知識が必要になります。
過去に聞いたことがある曲や演奏した曲の
アイデアをもらったり、日頃セッションした時に
出てくる自分の手癖をちりばめていきます。
伴奏する時にギターコードだけ弾く人がいますが
ベースラインもなんとなく弾けるようにしておくと
曲を作る時に重宝します。
誰かとセッションした時 なるべく色んなアプローチ
(ベースラインを弾いたり、変わったコードを弾いたり)
をしたりして試しておくと良いかと思います。

間奏の作り方
インストの曲で一番 情熱を注ぎこむのが
間奏になります。
間奏こそがインストの見せ場だからです。
ここでも自分の好きなスケールやフレーズなどを
入れてオリジナリティーを出すように心がけていきます。
もし、間奏が上手くいかない時は 音楽のアイデアが足りない時になるので
自分の好きなミュージシャンの音源を聞いたりして
アイデアを継ぎ足していきましょう。
ハマるコード進行やフレーズ何かが見つかる時があります。
ちなみに、有名ギタリスト ラリーカルトンもスティーリーダンの
レコーディングで使用されていたコード進行を拝借して
「Room335」という名曲を作ったということを雑誌に話していました。
ドラムは貼り付け
そしてインストのドラムは非常に簡単です。
現在のDTMの世界ではドラムはパターン化したものが売られています。
ソフトをダウンロードしてパターンを貼り付ければすぐに完成します。
ドラムパートが誰でも作れる時代になりました。
まとめ
このようにギターでインストの曲を作ることは
そこまでハードルを高くないように思います。
セッションをしたりして知識をつけて
自分の好きな音楽を作成し、素晴らしい音楽体験を
して頂けると幸いです。
ということで本日は、ギターでインストゥルメント【作り方紹介】音楽の知識があれば大丈夫です!
のご案内でした♪
初心者から上級者まで、 あらゆるジャンルのギターレッスンを行います。
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