ギターを練習している人に知っていてほしい【カメさんとウサギさん理論】

当教室が開校してから18年ほどになってきました♪

自分で音楽教室をする前からギター講師として　日本とアメリカでも少し働いていましたので

合わせてかれこれ２０年ほどになります。

かなり長い期間講師をしているので、沢山の生徒さんに会うことが出来ました。

そんな中で、感じた　ギターを練習中で上達したい人に知っていてほしい

【カメさんとウサギさん理論】のご紹介をしたい思います。

知っていてほしい　カメさんとウサギさん理論

幸運にもかれこれ８００人近くの方と対面させて頂いて

確実に存在することに気が付きました。

カメさんタイプとウサギさんタイプの存在です。

ウサギさんタイプとは

世の中は、不公平だなと感じる

瞬間があります。

それは、ウサギさんタイプの方に会った時です。

ウサギさんタイプの方は、ビックリするような

遺伝子の記憶のようなものを持っています。

おじいちゃん、おばあちゃんが楽器が堪能で

お父さんまたは、お母さんにその遺伝子が受けつかがれて

その記憶が　本人に遺伝しています。

そういった方は、ギターを持った　いで立ち　指の運びが

すでに違います。

僕自身がウサギさんタイプではないので、そういう人が

極少数存在することに衝撃を受けました。

カメさんタイプとは

カメさんタイプは、その名の通り少しづつ進んでいく人です。

ギターを弾き始めた最初の頃　コードの音が綺麗に出なかったり

リズム感が悪かったり、殆どの人はカメさんタイプになります。

カメさんはウサギさんと　短距離走に勝負したら絶対勝てないので

一歩一歩進んでいく感じです。

カメさんタイプの人でも、「実は俺　ウサギなんだ」と思って

練習している人がいますが、ウサギだと錯覚していると

自分がカメさんと知った瞬間に　モチベーションが下がります。

ギターを投げ出す可能性大なので、カメさんはカメさんと思いながら

練習するのが得策です。

ウサギさんタイプは、本当に凄いのか？

ウサギさんタイプは、最初のギター上達の初速が

異常に速いです。

その速さ上に、飽きるのも早くなります。

なのでウサギさんタイプの人がみんな　ギターの上級者になれるかと

いうと、、、違うようです。

なので、ウサギさんタイプは「最初の上達だけ凄い！」

というのが現実。

しかし、ウサギさんタイプで最も凄いのは、ウサギタイプなのに

カメさんタイプのメンタルを持ち合わせていた時です。

そういう人も　稀の中の稀ですが、存在しています。

スタジオ系ミュージシャンで長年活躍している人は、その部類に入ります。

カメさんタイプが一番

ウサギさんタイプになるには、遺伝子の影響があり　無理があるので

オーソドックスなカメさんタイプでコツコツ練習して上達するのが

得策です。

カメさんの強みは、長い時間歩いていく中で

紆余曲折した経験がギターに反映されることです。

長い時間　考えて練習した結果　深みのあるワインのような音が出せるようになりますし、

何より長い時間の練習でメンタルの安定や調整方法も身に付き

他の作業や勉強への転用も可能になります。

なので、カメさんタイプが１番ですね！

ウサギさんタイプの方にもカメさんタイプの方にも

なんとか頑張って楽しいギターを弾いてもらいたいと思う

今日この頃です。

ということで本日は、中村ギター教室が

ギターを練習している人に知っていてほしい【カメさんとウサギさん理論】

のご案内をさせて頂きました♪