今日は、生徒さんがゴスペル調の洋楽を演奏したいという
ことで本日の曲を教えていただきました。
コードが記載している譜面を見ると、、、
『なるほど、これは良い練習になりますね!』
という感じで 耳コピ教材にぴったりの曲と譜面でした。
カークフランクの【Love Theory】で耳コピ方法のご案内です。
カークフランク『Love Theory』耳コピ方法 |
カークフランクはアメリカが生んだヒップホップ系ゴスペルシンガーの大スターです。
4歳からピアノを始め 7歳でレコーディング契約を提示されるほどの
音楽の才能の持ち主です。
母親は15歳の未婚者だった為 おばあちゃんに3歳の時に預けられました。
一時は非行に入っていましたが親友が射殺され、音楽の世界に舞い戻った苦労人です。
12回もグラミー賞を受賞しています。
コードは間違いだらけ
ネットに落ちていたコード進行表を持ってきていただきましたが
間違いだらけで、かなり適当に書かれれていました。
音源を聴いて確認したところ
B♭7の前にB♭m7がほとんどのところで入っています。
ギターで弾くとG♭M7は G♭M7(9)です。
洋楽系は、特にコードの表記がネットの場合は間違っていることが多いです、
なので、コード進行の答えとしてではなく 参考程度に見ると良いです。
キーを確認してコードを探し当てる
こういった曲は、必ずキーが存在しますので、キーを探し当てて
ダイアトニックコードを並べてみましょう。
キーがこの曲はD♭になるので D♭のダイアトニックコードを使います。
途中大サビなどで若干 転調したような場所がありますが
ジャズのコードでお決まりのⅡ-Ⅴ(ツーファイブ)と言われる
ものが出てきています。
ツーファイブの響きを覚えておけば、瞬時にコード進行を当てることが可能になりますので
お決まりコード進行の雰囲気と種類を何個か覚えておくとオススメです。
コード進行やコードの雰囲気が重要
コードを耳コピする時は、その人がどれだけコードの知識があるのか?
どれだけコード進行のアイデアを知っているのか?
が問われます。
知識が数ない人ほど 耳コピに時間がかかりますが
音感を鍛える時間に無駄な時間はありませんので、時間がかかることも
練習のうちです。
100回でも300回でも聴いてどのようなコードが使われているのか
探っていきましょう!
またコードにも雰囲気がありますので、摩訶不思議な気持ち悪いコードは
ディミニッシュ系コード!
ポップな感じがするのに少しおしゃれな感じがする
オンコード!
といった感じで 自分の中でコードにキーワードをつけるとオススメ。
このように曲のコードを耳コピする際は、
手順を踏んで、遅くても良いので正確に当てていきましょう。
それを繰り返すことで、びっくりすぐらい聴覚が発達します。
ということで今日は、
洋楽で音感を鍛える【Love Theory/カークフランク 】ギターで弾けるように耳コピしよう!
のご紹介でした。
明日も地道にコツコツ頑張っていきましょう!
初心者から上級者まで、 あらゆるジャンルのギターレッスンを行います。
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