先日、ギターでソロをカッコ良くアドリブで弾きたいと希望する方から

『アドリブは、フレーズを沢山覚えたらカッコ良く弾けますか？』と言う質問を受けました♪

これは、難しい問題です！

実は、『ギターフレーズを覚えたらソロが弾けるのか？論争』

と言うのが昔から根強く　ギタリスト達の中で話されてきました。

今日は、そんなギターソロ【フレーズ派？アイデア派？】どちらのタイプが良いのか？

について解説したいと思います。

そもそもフレーズとは？なんなのでしょうか？

ギターソロでは、フレーズ＝前もって用意した音の並び

のことを言います。

日常会話の中でも、日本人が多用する『マジで〜！』や『めっちゃ凄い〜！』

などもフレーズになります。

ギターフレーズというのは、口癖のようなものになるので

どのギタリストも　必ず口癖のようなフレーズをもっています。

ギターフレーズを沢山覚えるだけでソロは成立するのか？

では、ギターフレーズを沢山覚えるとそのフレーズだけでギターソロは成立するのでしょうか？

有名ギタリスト達に直接　質問をしたことがありますが

小田和正氏のバックでギターを弾く Iさんは

『フレーズは沢山覚えますね。そして、セッションやレコーディングで使っていくと効果的。』

と教えてくれました。

やはり日頃からポップスやブルース、ロックを演奏する人にとってフレーズは

かなり重要のようです。

アイデア派のギタリストも存在する？

そして、

JUJUや矢沢永吉氏のバックでギターを弾いているMさんにも数年前　同じ質問をしたところ

『フレーズだけ覚えて使っていくと、１回使ったらすぐに　フレーズが終わってしまうので

あまり美味しくない。。なので僕は、そのフレーズのアイデアを発展させていく』

とのこと。

ジャズ系のギタリストであるMさんは、

アイデア派ということでした。

アイデア派は、スケールやコードトーンなどのアイデアを発展させていくので

オリジナルなギターソロが可能になります。

フレーズ派なのか？アイデア派？なのか？

僕なりの結論は、両方が正解！だと思います。

記憶力や練習量の関係で無数にフレーズを覚えることが出来る人もいますし

逆に、アイデアを発展させてソロも弾いていく人もいるので

あとは、その割合が重要になります。

記憶力がいい人は

フレーズ８にアイデア２　や

あまりフレーズを覚えたくない人は

フレーズ２でアイデア８

という感じです♪

音楽には、正解がないので自分に合ったタイプのギタリストを目指して

臨機応変に練習すると必ず　地道な努力が報われるはずです♪

ということで今日は、

ギター上達する為には【フレーズ派になるか？アイデア派になるか？】ソロを練習する人のタイプはどっち？

のご紹介でした♪