先日、エレキギター上級者の生徒さんから質問を受けました♪
『youtubeのカラオケを使ってギターソロの練習をしていますが、どのようにコードを分析して
弾いていきますか?』という質問でした。
ギターソロを弾く前にどのような分析で弾いていくか?
作戦を立てることでギターソロの奥深さを出したり、
ソロが長くなってもマンネリ化を防ぐことが可能です。

コードを分析してギターソロをカッコ良く |
質問を受けたギターソロのコード進行は、このようなものでした。

CM7など おしゃれなコードが並んでいます。
最初の選択肢は、やはりこちらです♪
コードトーン
コードの構成音のことをコードトーンと言います。
CM7の場合は、ドミソシの4和音がコードトーンになるので、コード進行に沿って
コードトーンを狙っていければセーフティーな音使いが可能になります。
スケール
全体なキーを割り出します。このカラオケのコード進行はEmになるので
EmペンタトニックスケールまたはEのエオリアンスケール(マイナースケール)を
弾いていきます。
そして、少しエキゾチックなスケールになると
Eハーモニックマイナースケールも使うことができます。
(イングウェイマルムスティーンやJAZZでは、ジャンゴラインハルトが好んで使います)
代理コードによるコードトーン
代理コードと言われる似た響きがするコードを想定して弾いていきます。
カラオケのコード進行と代理コードを想定して弾いた時のギターソロが混ざり合い
なんとも摩訶不思議なおしゃれな響きを醸し出します。
Em7の時の想定する代理コードをGM7またはBm7を想定するのが一般的です。
ラリーカールトンのようなフュージョンギターリストやジャズギターリストのウェスモンゴメリー
ジョージベンソンなどが必ず使う手法です。
とりあえずは、以上の3つの選択肢を使うことでギターソロの表現が豊かになり
何十小節も 適当にアドリブを弾くことができるようになります。
いつも皆さんから『そんなに使えるの?』
という驚きの言葉を頂いています♪使えるんです!知識を手に入れた後に
自由自在に使いことなすことが出来れば、誰が聞いても上手いギターリストになってしまうという
美味しいお話です。
逆に マンネリ化するギターソロやカッコ良くないギターソロには、必ず原因があリます。
選択肢が少なすぎて盛り上がらないのか?または、リズムがイマイチなのか?
などです。
音楽知識が沢山あって困ることはないので、いろんな選択肢の中から
自分の好みに合ったスケールやコードトーンを選択し 気持ちよく弾くことが出来ればいいですね!
ギターを弾く時間が長くなると上達すること間違いなしなので、
試行錯誤しながら鍛錬を積んで、個性のあるスペシャルなギターリストになって頂けると幸いです♪
明日も張り切ってギターを弾いていきましょう!
【上級者のコード分析】カッコいいギターソロは深い知識から生まれるのご紹介でした。
初心者から上級者まで、 あらゆるジャンルのギターレッスンを行います。
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